▲▽ ハムレット △▼


初演年月・国不明だが、1600年頃 シェイクスピアの劇団が上演したといわれる  グローブ座(英国)
発想・原作デンマークの詩人 S・グラマティクス「デンマーク物語」
ハムレットを演じた主な役者英国:エドマンド・キーン/ローレンス・オリヴィエ/リチャード・バートン/ジョナサン・プライス/ケネス・ブラナー
アメリカ:ジョン・バリモア
フランス:ジャン=ルイ・バロー/サラ・ベルナール
日本:仲代達也/平幹二郎/江守徹/片岡孝夫/上杉祥三/麻実れい/真田広之
ストーリー 留学中に父の王が急死したデンマークの王子ハムレットは、叔父のクローディアスが母のガートルードとすぐに結婚して王となったことに疑問を抱いている。そんな折、家臣から夜中に不審な亡霊が出るという話を聞いた。自ら城壁で夜の警備をしているハムレットの前に父王の亡霊が現れ、父は叔父に毒殺され王位と妃を奪われたとハムレットに話す。驚いたハムレットはそれが本当なら復讐すると父王に誓い、周りには狂気を装う。
 大臣ポローニアスの娘オフィーリアは、敬愛しているハムレットの様子がおかしいと父に告げる。ポローニアスはハムレットがオフィーリアに恋をしていて、オフィーリアを想いすぎての狂気だとクローディアスとガートルードに訴える。
 しかし、父王の言葉に苦悩するハムレットは、オフィーリアに愛想づかしをし悲しませてしまう。
 父王にクローディアスへの復讐を誓ったものの、『クローディアスが父王を殺した』と疑惑を感じてはいても確信できないハムレットは一計を案じた。
 旅役者の一行にクローディアスとガートルードの前で、父王殺しの芝居をさせる。顔色を変えたクローディアスの様子を見たハムレットは、クローディアスが父王を殺したと確信を持つ。
 芝居の後、母はハムレットを部屋に呼び諫めようとするが、逆にハムレットから早すぎる再婚と父に対する不実を激しく非難される。その時ハムレットは、母子の話を立ち聞きしていたポローニアスを刺し殺してしまう。
 クローディアスは身の危険を感じ、「到着次第ハムレットを処刑せよ」との国書を託し、ハムレットの学友ローゼン・クランツとギルデン・スターンと共に、ハムレットをイギリスへ船で送り出すが、ハムレットは二人が眠っている間に国書を抜き出し、「同行の二人を処刑せよ」と書き換えてしまう。
 一方、ポローニアスの息子でオフィーリアの兄レアティーズは、父の死の知らせを受けフランスから帰国する。オフィーリアは父を失い、ハムレットに冷たくされ発狂してしまう。
 レアティーズは父の死に疑問を持つが、クローディアスの言葉を信じ込み、ハムレットへの復讐を誓う。
 そこへ、ハムレットが無事に帰国するとの知らせが届く。クローディアスはレアティーズをそそのかし、ハムレットを殺すため二人のフェンシングの試合を開催する策略を練る。
 ハムレットは、忠実な家来ホレーシオと共に城へ帰る途中で墓掘りが仕事をしているところに通りかかる。その墓がオフィーリアのものだと知ったハムレットは驚き悲しむ。
 城に到着し一同の前に姿を見せたハムレットに、レアティーズは「父の敵」とつかみかかる。そこでクローディアスは、策略の実行をレアティーズに約束する。クローディアスはレアティーズの剣に毒を塗らせ、毒杯も仕込んだ。
戦いの末、ハムレットとレアティーズが共に傷つく。クローディアスがハムレットに与えようとしたした毒杯を、クローディアスの計画を知っていたガートルードが飲み干し死亡。クローディアスの策略が明るみに出る。
 取り繕うクローディアスをハムレットが刺し復讐を遂げ、ハムレットは自らの死を前にして、ホレーシオにこの事件の真相を語り継ぐように命じて死亡する。 


ホームへ戻るPlay Bookへ