◆◇ オペラ座の怪人 ◇◆


初演年月・国1986年10月9日  ハー・マジェスティーズ・シアター(英国)
主なスタッフプロデューサー:キャメロン・マッキントッシュ/演出:ハロルド・プリンス/作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー/作詞:チャールズ・ハート
主な出演者サラ・ブライトマン/マイケル・クロフォード/マイケル・ボール
日本初演年月
主な出演者市村正親/野村玲子/山口祐一郎
発想・原作ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」
ストーリー 舞台は1880年頃のパリ・オペラ座。
オペラの舞台稽古中、プリマドンナ カルロッタがアリアを歌っていると、突然背景が落ちてくる。オペラ座の地下に住む『オペラ座の怪人』の仕業だとみんなが騒ぐ。しかし、新しい劇場支配人が何の対策もとらないことに腹を立てて、カルロッタは役を降りてしまう。
 代役に推薦されたのはクリスティーヌ。彼女は毎日仮面で顔を隠した”音楽の天使”に歌を教えてもらっていたのだ。無事に舞台を務め、喝采を浴びたクリスティーヌ。終演後、幼なじみのラウルがクリスティーヌの楽屋を訪れ、再会をし、喜び合う。
ラウルが一度楽屋をでた直後、鏡の中から”音楽の天使”が現れ、クリスティーヌをオペラ座の地下に誘い出す。
 オペラ座の地下には湖があり、”音楽の天使”が漕ぐボートで”音楽の天使”の住みかに到着する。眠っていたクリスティーヌが目覚めると、”音楽の天使”はオルガンで作曲に没頭していた。”音楽の天使”の素顔を知りたいクリスティーヌが、マスクをはぎ取るとそこには醜い容貌をした一人の男がいた。”音楽の天使”が『オペラ座の怪人』だと知ったクリスティーヌは恐ろしくなり逃げ出す。怪人は「いつか彼女の心に自分への愛が生まれる」と信じ、彼女を地上に帰す。
 しばらくして、オペラ座の支配人たちの元に『オペラゴースト』と称した怪人からの手紙が届く。それは「次のオペラではクリスティーヌを主役にせよ。さもなければ災いが起こる」という内容だったが、支配人らはそれを無視し、カルロッタを主役にしてオペラを上演する。
 しかし、オペラの上演中、突然カルロッタの声が蛙の声になってしまったり、舞台の上に道具係の首吊り死体が落ちてくるなどオペラ座は大混乱に陥る。
ラウルはクリスティーヌをオペラ座の屋上に連れ出す 。クリスティーヌは怪人の陰におびえながらも、ラウルのと愛を確かめあう。そんな二人を悲しげに怪人が見つめていた。やがてオペラ座の舞台上には、カルロッタの代役を務めるクリスティーヌの姿があったが、クリスティーヌとラウルの仲を嫉妬した怪人がオペラ座の巨大なシャンデリアを舞台の上に落とす。

 大晦日の夜、オペラ座では仮面舞踏会が開かれている。
趣向を凝らした衣装に身を包んだ人々が、先日起こった【事件】のことを忘れたかのように楽しんでいる。そんな中で、クリスティーヌとラウルは二人だけで婚約を交わす。突然、真紅の衣装にドクロの仮面をつけた怪人が登場し、皆を震え上がらせる。怪人は、彼が作曲したオペラの楽譜を差し出し、クリスティーヌの首から婚約指輪の通ったネックレスを引きちぎり、「俺のために歌え」と言い残し去っていく。
これ以上の惨事を起こしたくない支配人は、怪人の書いたオペラの上演を認める。脇役に回されたカルロッタは不満で、クリスティーヌを責める。ラウルは怪人と戦うことを決意する。
悩み苦しんでいるクリスティーヌは父親が眠る墓地に行き、父親に語りかける。そこに姿を現した怪人と、クリスティーヌを追ってきたラウルが激しく対立する。
 オペラの初日、怪人はクリスティーヌの相手役を殺し、入れ替わる。そしてクリスティーヌに愛を告白し、再び地下の隠れ家にさらって逃げる。
ラウルを始め、支配人などオペラ座のスタッフ達がクリスティーヌを探しにオペラ座内を走り回る。
やがてラウルは怪人とクリスティーヌを見つけるが、怪人に首にロープを巻かれ、天井から吊り下げられてしまう。
怪人はクリスティーヌに「俺を嫌えばこいつを殺す。どちらを取るか選べ」と迫られる。クリスティーヌはラウルを助けるために怪人の愛を受け入れようとする。その愛の強さに心を打たれた怪人は、二人を解放しどこかに消え去る。
作品に関する雑学 作曲者であるロイドウェバーが、当時彼の妻だったサラ・ブライトマンのために創った作品。
音域等全て、サラに合わせて創られている。
元々、ミステリー色の強い「ケン・ヒル版−オペラ座の怪人−」のオファーをサラが断ったことから、サラのためにロマンチックな「オペラ座」をと創ったと言われている。


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