| 初演年月・国 | 1989年9月28日 シアターアプル(日本) |
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| 主なスタッフ | プロデューサー・脚本・演出:ワームホールプロジェクト/音楽:八幡茂 |
| 主な出演者 | 石富由美子/本間仁/佐藤伸行 |
| 上演歴 | 1989 シアターアプル(芸術祭賞受賞) 1990 本多劇場他 1993 東京芸術劇場他 1994 なかのZEROホール他(文化庁移動芸術芸術祭選定作品として) 1995 なかのZEROホール他(文化庁移動芸術芸術祭選定作品として) |
| ストーリー | ある年末の晩、街はクリスマスパーティなどで楽しむ人で賑わっている。 会社社長の服部光司はレストランにいる女性を目に留め、10年前のことを思い起こす。 ****************** 舞台は10年前の、とあるデザイン会社に移る。 そこでは、社員達が翌日に控えたショーの準備に大わらわ。そこに社長である新進デザイナーの入江ユキが出社してくる。彼女は社員達にあまり好かれていないらしく、社員達はみな緊張している。雑誌の取材で気分を害したユキは、気分転換のためドライブに出かける。 (照明による交通事故の暗示) 翌日、社員達がショーの会場準備をしている。現れるはずのユキが現れないため、社員達はいらだっている。そこにユキがやってくるが、社員達は何の反応も示さずユキの悪口を言う者までいる。社長が来ないからと勝手にショーのリハーサルを始める社員達。 ユキは自分が思っている形に直そうとするが、社員達はやはり何の反応も示さない。怒るユキの前に一人の男が現れる。 彼は霊界と現世を結ぶガイドだと名乗る。実はユキは交通事故で死亡しており、ユキを迎えにやってきたのだ。 自分の死を認められないユキは、隙を見てガイドの前から逃げ出す。 一人になって自分の死を確信したユキは、夜の町を彷徨っていた。自分がひとりぼっちで死んだことを気づいてくれる人もいないことに絶望しながらいつしか公園にたどり着く。 誰もいない公園のベンチで一人途方に暮れていると、駆け出しのデザイナー 服部光司が通りかかる。聞こえるはずのないユキの独り言に返事をする光司。 パワーの強い幽霊は午前0時から3時の間(霊界タイム)だけ人に姿が見えるのだ。 光司の優しさにユキの心の中にも暖かいものが流れる。だんだん魅かれあう二人・・・。しかし好きになるにつれ、一日三時間しか会えず、手を触れることもできないユキに対して光司は不安が強くなっていく。 ある日光司は思い切ってユキに告白するが、ユキの心は痛む。 「一日だけで良い。生き返って彼に本当のことを伝えたい。」一途な心がガイドの心を動かし、二十四時間だけ生き返ることができる。 二人だけの結婚式。ホテルの舞踏会など二人の時間を楽しむ二人。しかし、別れの時間は一刻と近づいてきた。 結局光司にうち明けられずその場を去ろうとするユキを、新聞記事で全てを知った光司が追いかけてきた。 「キミのいない人生なんて考えられない」とナイフを取り出す光司。 「生きているって素晴らしいことなのよ」とユキは光司を止める。 「必ず生まれ変わってもう一度あなたの前に現れる」と約束し、二人に別れの時が訪れる。 ************** 再び10年後の公園。 冒頭の女性(ユキの生まれ変わり)がレストランから出てくる。時計が午前0時を告げたとき女性が独り言・・・。二人が再び出会い幕・・・・・・・・・。 |

