2000年の記録


日時作品名劇場名満足度備考
1/14 二十世紀世田谷パブリックシアター☆☆すさまじいまでの生涯を駆け抜けたような感じ。ただ、戦地のシーンが異様に多いのが気になった。他にも表現の仕方はあったと思うのだが・・・。
1/16 音楽座ミュージカル
 「あいラブ坊ちゃん2000」
新国立劇場(中)☆☆☆☆役者さんがそれぞれの役にきっちりとはまっていた。復活音楽座の過去2作に比べて、実力のある出演者を揃え、従来の作品に忠実に創っていたのが良かった。治田さん&園岡さん&三谷さんが特に◎。
1/20唐版「滝の白糸」シアターコクーン☆☆☆☆西岡さんのたかりのいやらしさ、藤原君の表情の素晴らしさ・・。藤原君の舞台は初めて観たけど、本当に素晴らしい。ああいう人を天才というのだろうか?少し猫背気味なのが残念・・。クライマックスの富士さんの水芸も素晴らしい。
2/4劇団四季「ライオンキング」四季劇場(春)☆☆☆初めて観た丹さんのラフィキ&遠藤さんのナラが秀逸。特にナラのナンバー「シャドーランズ」には涙が出た。早川さんの父王としての大きさもすごく良く出ていた。
【丹・早川・野中・坂元・遠藤】
2/6妻たちの鹿鳴館明治座チケットを頂いたので行ってみた。ある程度覚悟はしていたけれど、周りにお茶の間でTVを見ている感覚のおばさま方がかなりいらして、舞台に集中できない。一部台詞を思い出しながら言っている役者さんがいてちょっと幻滅・・・。その中で淡島千景さんの存在が素晴らしかった。
2/11ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだシアターコクーン☆☆☆前演時に比べ、古田さん(ボケ)&生瀬さん(つっこみ)のコンビネーションが更に深くなっていて良かった。ただ、この作品にはやはりコクーンの空間は大きすぎたように思う。
2/12ニジンスキーPARCO劇場☆☆☆☆芝居の中にバレエが違和感なくとけ込んでおり、美しい踊りを観せていただいた。出演者は皆素晴らしく、あっという間に時間が過ぎた。市村さん&首藤さんの表現力に感動。
2/20ゴドーを待ちながらTOKYO FMホール☆☆☆☆アドリブで進行しているようなシーンがいくつもありそのシーンが面白い。難しいこの戯曲を楽しく感じさせる一因になった。緒形さん&串田さんの掛け合いが見事!心地よい空間だった。
2/25ニジンスキーPARCO劇場☆☆☆☆東京楽に近づき、役者さんたちが更に作品に溶け込んでいるものの、総体的に流して演じている印象を受ける。特に市村さんの”狂気”に計算が感じられる。しかし首藤さんのダンスは素晴らしく、それだけで充分満足した。
2/26ジョセフィン-虹を夢みて-紀伊國屋サザンシアター☆☆☆☆作品としてはかなり面白いのだが、ジョセフィンの半生を凝縮して観せるので、なぜか長く感じる。前田さん以外の役者さんは全て、複数の役を演じるのだが、その切り替えが見事。
2/26やまびこ物語東京芸術劇場(中)☆☆この作品を上演するには劇場が大きすぎるようだ。以前、かなり小さい劇場でこの作品を観たのだが、その時に感じた良い意味での『素朴さ』が全く感じられず残念。曲が和風から洋風に変わったことがその一因かも・・・。ちょっとショーアップしすぎかな?
2/28石川禅「With One Voice 〜find voice in song〜 」MUSICASA☆☆☆☆バラエティにとんだ選曲と構成に心ゆくまで楽しんだ。石川さんの心配りが伝わってきて、暖かい気持ちにさせてくれるそんなショーだった。
3/19ロベルト・ズッコ世田谷パブリックシアター☆☆☆台詞が時にコミカルになるうえに、スピーディーに話が進むので、内容はとてつもなくディープなのにそれをあまり感じさせない。犬山さんの芝居のイヤな意味ではない『ヘン』さが◎
3/26劇団四季「ラ・ソヴァージュ」四季劇場(秋)☆☆めちゃくちゃ難しかった・・・。何度か観ないと理解できなさそう・・・。
初めて観る人でもある程度理解できる難度にしてくれるとありがたいんだけど・・。まだ始まったばかりなのでこなれていない部分、役者さんが固かった部分もあったように思う。
いまいち共感できる役がないことも難しく感じた一因かも・・・。
3/31キャラメルボックス「MIRAGE」サンシャイン劇場☆☆☆☆☆キャラメル色一杯だったけれど、私好みの作品。最初から最後までハンカチが手放せなかった。客演の粟根さんの存在が際だっていた。
4/1三人姉妹スタジオコクーン☆☆☆チェーホフの戯曲はやっぱり難しい。
それでも小さな空間で繰り広げられるお芝居は迫力があって素晴らしい。会場の暑さとイスの固さには閉口したけど・・・。
4/2東京バレエ団「くるみ割り人形」東京文化会館☆☆☆☆ベジャール版の「くるみ〜」は今まで観てきた「くるみ〜」とは全く趣の異なる作品だった。斎藤さんのグラン・パ・ドゥ・ドゥの踊りは鳥肌が立つほど素晴らしかった。
4/7tpt「Long After Love」ベニサンピット☆☆☆☆麻実さんの一人舞台といった感あり。特にショール一枚で老婆へと変化していくシーンが見事・・・。
「葵」の部分の光役は、初演時の堤さんの印象があまりにも強く、いけないと思いつつどうしても比べてしまった。
4/21なよたけ新国立劇場(中)☆☆☆☆最初から内容が分かっているだけに「すごい感動」はなかったけれど、とてもきれいな舞台だった。衣装の美しさに目を見張った。ただ席が前方だったこともあり、奥の方に向かって段々低くなっていくステージで役者さんの姿が消えちゃうことがあり、それが残念だった。
4/23金光郁子&バレエキャラバン
「”ディアー青虫”−親愛なる青虫君」
メルパルクホール☆☆☆☆☆ファンタジー色一杯の楽しい舞台。いつものことながら自然に優しい視点が心地良い。観終わった後、優しさと暖かさがジワッ〜と満ちてくるそんな舞台だった。
4/29NODA・MAP「カノン」シアターコクーン☆☆☆☆☆野田さんの脚本って、言葉遊びが多くて理解できないことが多いのだが、この作品は言葉遊びの部分が少なくとても良く理解できた。唐沢さん&鈴木さん熱演だったが声が少し枯れていたのが少し残念・・・。手塚さんが出てきただけで、舞台がしまるのは流石!
5/21ビギン・ザ・ビギン帝国劇場☆☆☆何も考えずに観ることができる娯楽性たっぷりの舞台。プリンシパルの出演者はとっても豪華だが、出番が少なくちょっともったいない気もする。
5/27クローサー・ザン・エヴァー東京芸術劇場(小2)☆☆☆普段の生活の中で誰にでも起こりそうな出来事を歌にして、24曲のナンバーで綴る。ハーモニーがとても美しくてきれいなのだが、役者さんの中にそれぞれのナンバーを一つの役としてではなく歌として捉えていた方がいらしたようでそれがちょっと残念・・・。
6/17エリザベート帝国劇場☆☆内野トートにて。作品は素晴らしいのだが、上手くまとまっていない気が。内野さん、歌は怪しいが演技力でカバー。一路さん、ちょっと強い。頑張りすぎてるシシィって感じ・・・。子役がもう少し歌が上手いと良いんだけど。久々の舞台出演となった初風諄さんが光っていた。
6/23ザッツ・ジャパニーズ・ミュージカル2000東京グローブ座☆☆☆☆面白かった!ミュージカルを知らなくても楽しめるけど、ミュージカルや日本のミュージカル界の現状を多少知っていた方がより楽しめるかな?本当は赤星5つ、つけたいところだけど、一曲一曲の面白さに差がありすぎたこと、一番面白いのを初っぱなにやってしまって、後のものに期待しすぎたせいか面白みを感じたものが少なかったため、−☆。
6/29オケピ!青山劇場☆☆☆☆風邪による 体調絶不調での観劇。確かに面白いのだが、一幕が長く感じる。(現に長いのだが・・。)最初が説明的すぎるのも創ったのが三谷さんとなると不満が残る。音が取りにくそうなメロディーラインで、もうちょっと覚えやすいメロディーだと良かったかな?という気もする。布施さんの歌唱力と小日向さんの弾けまくっている演技、真田さん&慈英さんのダンスが光っていた。現実にこんなオケピがあったら困りもの(笑)
7/13tpt「naked−はだか」ベニサン・ピット☆☆☆いつもながらの濃密な空間であっという間に時間が過ぎる。役者さんたちはみな素晴らしいが、中でも中嶋朋子さんが圧巻。最初は台詞回しが舌っ足らずなのが少し気になったのだが、話が進むに連れて全く気にならなくなった。でも感覚的なお芝居なのでとても難しい・・・。いつもながらの照明の効果的な使い方もGood。
7/14「眠りの森の美女」東京文化会館☆☆☆☆☆パリオペラ座バレエ団から、オレリー・デュポンとマニュエル・ルグリを主役に迎えての公演。人を惹きつける華やかさと実力が同居しているお二人の踊りに目は釘付け♪
コールドのダンスもしっかり揃っていて◎
7/22子供のためのシェイクスピア「リア王」東京グローブ座☆☆☆☆『子供のための』というよりは『大人のための分かりやすい』シェイクスピアという感じ。原作が長いだけに多少冗長気味な部分もあり、一瞬眠くなった。こんなに楽しい「リア王」は始めて・・・。
7/22子供のためのシェイクスピア「十二夜」東京グローブ座☆☆☆☆☆数十秒に一度は笑っていたような気がする。こんなにサービス精神いっぱいの舞台は久々・・・。花組芝居の植本さんの美しさに目は釘付け状態だった私でした。
7/29RENT文京シビックホール☆☆☆☆☆最高に楽しかった!日本では苦労していた「ムー」を、あんなにあっけなく言わせるとは・・・。って私も叫んだもんなぁ・・・・。
8/4演劇集団キャラメルボックス「カレッジ・オブ・ウィンド」サンシャイン劇場☆☆☆☆☆99%展開が読めるのにボロボロ泣ける。役者さんの”頑張り”が見えちゃったのがちょっと残念かな?けど秀作だと思う。
8/6新・オズの魔法使い新宿コマ劇場☆☆一幕はそこそこだったのだが・・・。二幕が異様に長く感じた。間延びしすぎっ!あと15〜20分は縮められたと思う。役者さん同士の演技がかみ合っていない箇所がそこここに見られて残念。そんな中で佐山陽規さんが一人光っていた。
8/27エリザベート帝国劇場☆☆☆☆山口トートにて。6月の舞台が嘘のような素晴らしい舞台。役者さんたちにもかなり余裕が出てきたよう。特に高嶋政宏さんの変わりぶりにはびっくり!更に練り上げられるであろう再演が楽しみ♪
9/2ザ・キッチン世田谷パブリックシアター☆☆☆☆☆人種問題など様々なテーマが複雑に絡み合っている舞台。ストーリーは難しいが、一人一人の役者さんが輝いていてそれが心地良い。ピーターが狂気に陥るシーンも見事なほどの説得力があった。複雑な曲を歌いこなしている役者さんたちに大きな拍手を贈りたい。
9/6演劇集団キャラメルボックス「また逢おうと竜馬は言った」シアターアプル☆☆☆劇団の代表作といわれているだけあって作品的には素晴らしかった。竜馬を演じた岡田達也さんが印象に残ったが、中には(ちょっと弱いかなぁ・・)と感じる役者さんも。
9/9ザ・キッチン世田谷パブリックシアター☆☆☆ちょっと役者さんたちの疲れが見えるかなぁ・・・。一度観ているためかとても分かりやすかった。細かい部分での役者さんたちの動きが楽しかった。
9/10マクベス新国立劇場☆☆作品としては比較的分かりやすい作りになっていたような気がするが、初日が開いて間もないためかまだこなれてない印象を受けた。音響悪し。
9/16グリークスシアターコクーン☆☆☆☆☆上演時間休憩・カーテンコールを含め10時間40分!さすがに疲れたぁ〜。難解だと思っていたギリシャ劇がこんなに分かりやすいとは!分かりやすいのであんまり長さは感じない。入り口で配られたグリークスのチラシの中の関係図がとても役だった。
9/24劇団四季「ライオンキング」四季劇場(春)☆☆☆初の1F席。細かい部分も良く観えて新たな発見がたくさんあった。が・・・。中にはまだ役ができあがっていない役者さんもいて、そんな役者さんの出演シーンでは少し眠気が・・・。
【金・吉原・早川(スカー)・阿久津・樋口】
10/3東京バレエ団「ペトルーシュカ/火の鳥/春の祭典」東京文化会館☆☆☆☆総体的に良かったのだが、「ペトルーシュカ」ではテープ使用のためか、音楽と踊りが微妙にずれていたのが残念。「火の鳥」の雄大さ・「春の祭典」の迫力にはただただ圧倒された。
10/5東京バレエ団「舞楽/バカラ/ドン・ジョヴァンニ/ボレロ」東京文化会館☆☆☆☆「舞楽」と「バカラ」は愛情をテーマにした作品。「舞楽」は難しくて、私には理解不能・・・。「バカラ」では東洋の雰囲気が良く出ており、幻想的なシーンにうっとり。「ドン・ジョヴァンニ」は自分をアピールする女性たちがとても可愛らしかった。そして「ボレロ」!やっぱりすごい!!何かに取り憑かれたように踊る首藤康之さんに目は釘付け。。。
10/8東京バレエ団「M」東京文化会館☆☆☆難しい・・・。けど視線を惹きつけるベジャールの振付はやっぱりすごい!三島の作品を踊りで表現している部分もあるので、知っている作品は理解しやすい。知らない作品は難しいけど・・。
10/11太平洋序曲新国立劇場☆☆☆☆☆文句なしに面白い!歌える役者さんを揃えているだけあって、コーラスが非常に美しい。国本武春さん、治田敦さん、園岡新太郎さんが強く印象に残った。
10/12POOL−5「HIMAWARIの種」ウェストエンドスタジオ☆☆☆☆久々の小劇場。やっぱり良いなぁ。。。脚本の甘さと芝居の粗さは多少あるがこれからが楽しみな劇団の一つだと思える。キャラメル作品ファンの方が好きそうな劇団かも。
10/13君はいい人、チャーリーブラウン博品館劇場☆☆☆まるで四コマ漫画を観ているような感じで舞台が進行する。キャストがみんな役にぴったり!
10/18VOYAGE−船上の謝肉祭−シアターコクーン☆☆☆☆☆私的にはかなり良かった。特に小日向文世さんのインパクトの強さには爆笑!最後の最後で素敵な贈り物までもらえて嬉しかった。ただ、音の悪さがとても気になった。楽しい作品だけに残念・・・。
10/19遊◎機械/全自動シアター「メランコリー・ベイビー」青山円形劇場☆☆☆☆役者さんたちは気持ちが良いほど役にはまっていて楽しい!そして照明が幻想的な雰囲気を創り出しており、美しかった。
10/29劇団四季「ライオンキング」四季劇場(春)☆☆☆週の最後のしかも2回公演ということもあり、全体的に役者さんの疲れが見える公演だった。前回、弱い印象のあった役者さんも少しずつ役を自分のものにしていた。
【青山・吉原・早川(スカー)・阿久津・石川】
11/2三島近代能楽集「卒塔婆小町」「弱法師」彩の国芸術劇場☆☆☆☆凝縮された濃厚な時間だった。ロンドン公演を意識してか、視覚的にもとても美しい。「卒塔婆小町」では降りしきる椿の花が、「弱法師」では戦火を表す真っ赤な照明が強く目に焼き付く。壌晴彦さんの老婆は鳥肌もの。女性が演じるよりもセクシーかも・・・。
11/3音楽座「メトロに乗って」ル・テアトル・銀座☆☆☆☆☆音楽座作品の持つ魔力に取りつかれている私にとっては最高の作品。高田浩さんの音楽に癒され、内容もさることながら台詞の響き・メロディーに涙が止まらない・・。沢木順さん・福間むつ美さん◎
11/10欲望という名の電車新国立劇場☆☆☆☆☆圧倒的なほどの内野聖陽さんの存在感につきる。樋口さん、2幕の頭が少し弱いが狂気に陥ってからのシーンは涙を誘う。
11/13アイ・ガット・マーマンかめありリリオホール☆☆全体的にちょっと弱い。シルビア・グラブさん健闘しているが、山崎ちかさん×。楽しさよりも下品さを感じてしまった。大好きな作品だけに残念・・・。
11/17テアトル・エコー「ざ・ちぇんじ」紀伊國屋サザンシアター☆☆☆☆☆学生時代、原作にはまった私にとっては待望の舞台。久々にお腹の底から笑えるコメディーに出会えた気がする。衣装も視覚的にその人物の性格を現していて楽しかった。
11/23ワンス・アポン・ア・マットレス青山劇場☆☆元は他愛もないおとぎ話を良くここまでにしたなぁ……。出演者がとても豪華だが、尾藤イサオさんの存在が薄すぎたのが残念…。大地真央さんでなければ成り立たない舞台。
12/16演劇集団キャラメルボックス「クローズ・ユア・アイズ」サンシャイン劇場☆☆☆☆☆ほぼ想像通りの展開。けどこれが(安心して観られる)という部分にもつながっている。とても素敵なファンタジーだった。ラストはちょっと余計だったかも。岡田達也さん観るたびに上手くなっている!
12/14川を超え、森を抜けて紀伊國屋サザンシアター☆☆☆一幕はとても楽しんだが2幕が少し分かりにくかった。表面には笑いが溢れるが、根底には難しいテーマが常に流れていて色々と考えさせられる。
12/24レ・ミゼラブル帝国劇場☆☆☆☆全体的に続投組の役者さんは、メイン・アンサンブルとも安定していた。特に村井さんの迫力には息をのんだ。歌の早さが変わっていた部分ではちょっと違和感を覚えた。
鹿賀・村井・島田・徳井・大浦・津田・tohko・今
12/28世界中がアイ・ラヴ・ユー!アートスフィア☆☆☆驚くほど映画の世界を再現している楽しい舞台。開演前から色々な趣向を凝らしてくれていてそれもまた面白かった。話の中心となる役者さんよりも脇を支える役者さんが目立っていた。次から次へ14役を演じた安崎求さん、すごかった。。。


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